社内向けの手順書やお客様向けの操作マニュアルをMarkdownという書き方で書いたあと、それを配布物にする段階で悩むことがあります。
こういった悩みを持つ、マニュアルや手順書を作る担当者向けの道具です。
Markdownで書いた手順書のフォルダを指定すると、1つのファイル・オフラインで見られる資料一式・簡易PDFのいずれかに変換されます。目次、日本語での全文検索、明るい画面/暗い画面の切り替え、画像の埋め込みが自動で付きます。
使い始めるまでの準備には、パソコン操作に多少慣れた方の手が要ります。社内外の詳しい方にお願いしても構いません。準備さえ終われば、あとはいつもの作業の流れの中で使えます。
入力フォルダと出力先、まとめ方(1つのファイル・オフラインで見られる資料一式・簡易PDF)を選ぶだけで生成できる、簡単な操作画面も付属しています。セットアップさえ済んでいれば、慣れていない方でもこの画面から自分で使えます。Markdownのファイル名の順に章になり、各ファイルの最初の大見出しが章名になります。
準備の段階でも、追加の専門的なソフト一式やインターネット接続、アカウント登録は必要ありません。渡した内容がどこかへ送信されることもなく、外部のホームページから画像を取ってくる仕組みや、外部サービスとの通信も入っていません。
対応するMarkdownの書き方は、見出し・段落・箇条書き・番号付きリスト・引用・区切り線・強調・コード表記・リンク・画像といった、実務でよく使う範囲です。表・脚注・数式・図表には対応していません。
Sphinx、mdBook、MkDocs、Docsifyのような無料の文書生成ツールで足りているなら、それで十分です。 いずれも無料・オープンソースで、この製品より対応しているMarkdownの書き方が広く、実績もはるかに豊富です。追加の専門的なソフト一式(専門的な言語の実行環境やパッケージ管理)を入れてよいなら、まずそちらを検討してください。
まとめると、この製品が主張できるのは「追加インストールなし(標準の機能のみ)×1ファイルへの完全な埋め込み×日本語の全文検索×パソコンの中だけで完結×買い切り」の組み合わせだけです。機能の広さ・実績・利用者の多さでは、上記の無料ツールのほうが軒並み上です。「追加のソフト一式を入れたくない」という事情がなければ、この製品を選ぶ理由はほとんどありません。
この製品のPDF出力は標準的な機能だけで作る簡易版で、日本語文字は「?」に置き換わる簡易的な出力です。 行間調整、リンクの反応、画像の描画、フォントの埋め込みはありません。日本語の正式な納品PDFが必要な場合は、生成した1ファイルをブラウザで開いて印刷機能の「PDFに保存」を使うのが現実的な代替策です。
このほかの制限も挙げておきます。開発・検証はLinux環境(WSL2)で行っており、WindowsやmacOSでは検証していません。生成したファイルは自動テストで構造を確認しており、実際のブラウザやPDF閲覧ソフトでの目視確認はしていません。また、画像の縮小や再圧縮は行わないため、写真は事前に縮小しておく必要があります。
単品買い切り14,800円で、BOOTHで販売されています。月額・従量課金・DRM・オンライン認証はありません。
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