microCMSで運用してきたブログやお知らせをWordPressへ戻す作業をしていて、こんな場面に心当たりはないでしょうか。
移行作業でいちばん怖いのは「取り込みが失敗する」ことではなく、「取り込みは成功したのに中身が減っている」ことです。しかも本文中の画像抜けは、記事を1本ずつ開いて見比べないと気づけません。
microCMSのコンテンツを読み込ませると、WordPressに取り込める形式のファイルと、画像を保存したフォルダが出来上がります。本文中の画像への参照は、画面サイズごとの切り替えや遅延読み込み、背景画像まで含めてすべて書き換えられ、書き換え漏れが0件であることを確認したうえで結果を出します。標準の項目に収まらない情報や、取得できなかった画像があれば、黙って消さずにすべて一覧に記録します。
準備の段階では、多少パソコンに慣れた方の手か、社内外の詳しい方の助けが要ります。一度準備が整えば、その後はいつもの作業の一部として使えます。
microCMSのアカウントが無くても、同梱の見本データを使えば通信せずに出来上がるものの中身を確認できます。ご自身のmicroCMSで使う場合は、接続に必要な情報を入力していただきます。
本文やタイトルの推定が外れていたら、対応表の確認資料を見て、対応する項目名を指定し直せます。自前のクラウドに置いた画像も取り込みたい場合は、許可する保存先を指定します。指定しない限り、microCMS以外のどこにも取りに行きません。
WordPressへの取り込み手順は次の通りです。まず失われた項目の一覧を確認し、重大な項目が残っている間はmicroCMS側を解約しないでください。そのうえで画像フォルダを所定の場所へ置き、WordPress管理画面の「ツール→インポート→WordPress」から取り込みます。追加のソフトは特に必要ありません。
なお、microCMSの実アカウントでは検証しておらず、応答は自作した見本データで開発しています。WordPressの実環境でも検証しておらず、生成したファイルは、WordPressが実際に見る要素だけを標準の機能で読み直して確認する方式です。この点はご自身のデータで実際に試して確認してから判断してください。
まず正直に書くと、microCMSは「決まった一つの方法でしかデータを出せない」わけではありません。2026年現在、microCMSのコンテンツを公式の取得機能で全件取得すること、管理画面からの一覧表エクスポート(対象プラン)、メディアの一覧取得はいずれも公式でできます。WordPress側の標準の取り込み機能や、追加の取り込み機能も無料です。
とくにWP All Importは無料版でも、任意の一覧表ファイル・XML・Excelを投稿・カスタムフィールド・画像へ割り当てられ、移行作業の相当部分を代替します。ここは正面から認めます。
ただしWP All Importは入力に書いてある本文をそのまま取り込むのが基本で、画像のダウンロードを有効にしても効くのは主に本文中の基本的な画像指定と、指定した画像用の項目です。画面サイズごとの切り替えや、背景に貼った画像は取りこぼします。ここを1つでも外すと、移行後に「一部の画像だけ抜けている」状態になり、microCMSを解約した後に気づくことになります。
任意の一覧表ファイルの柔軟な割り当て、カスタムフィールドへの細かい割り当て、ネットショップの商品の取り込み、定期的な自動取り込みはWP All Importが無料版でも強い領域です。そこはこの道具では作っていません。この道具が引き受けるのは、画像と本文の移行1回分と、何が失われたかを人に説明できる資料です。
記事が数本しかない方は手でコピーしたほうが早いですし、カスタムフィールドを再現したい方には向きません。標準項目に収まらない値は文字列として退避するだけで、組み直しは購入者の作業になります。
単品買い切り14,800円(税込・アップデート込み)です。月額でもクラウドサービスでも従量課金でもありません。BOOTHで販売しています。
ライセンスキーもオンライン認証もDRMもありません。鍵ではなく、アップデートとサポートに対して代金をいただく作りにしています。
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